
LHH転職エージェントを調べていると、評価が分かれていて迷う方は多いです。「担当者が職種に詳しい」という声もあれば、「求人紹介が少ない」「連絡が遅い」と感じた声もあります。
どちらか一方だけを見て判断すると、自分に合うかどうかを見誤るかもしれません。LHH転職エージェントは、求人を大量に見たい方向けというより、これまでの経験を軸に次の職場を選びたい方向けのサービスです。
この記事では、LHH転職エージェントの評判、アデコや旧Spring転職エージェントとの違い、登録後に連絡が来ないときの確認点まで整理します。登録前に、自分の転職活動と相性が合うかを確認しておきましょう。
LHH転職エージェントは経験者の正社員転職に向いている
LHH転職エージェントは、アデコ株式会社が運営する転職エージェントです。正社員転職を前提に、経験者向け、外資系、グローバル企業、専門職、管理職などの求人を扱っています。
評判を見るときは、求人数だけで比べるより、自分の経験をどう評価してもらえるかを見てください。職種や企業事情に詳しい担当者に相談できるかどうかが、LHHを使ううえでの見どころです。
| サービス名 | LHH転職エージェント |
|---|---|
| 運営会社 | アデコ株式会社 |
| 公開求人数 | 19,737(2026年6月22日現在) |
| 特徴 | ・アデコグループが運営する転職エージェント ・ハイクラス層や経験者向けの転職支援に対応 ・外資系、グローバル企業、専門職、管理職などの求人を扱う ・職種や業界に詳しいコンサルタントに相談できる |
| おすすめポイント | 求人票だけでは分かりにくい募集背景や企業情報を確認しながら、経験を活かした転職を相談できる |
| おすすめ度 | ★★★★・ |
| 対応地域 | 全国(求人・面談方法により異なる) |
| 有料職業紹介事業許可番号 | 13-ユ-010386 |
| 公式サイト | https://jp.lhh.com/ |
アデコとの違いは、正社員転職と専門職支援にある
アデコと聞くと、派遣や事務系の仕事を思い浮かべる方もいます。LHH転職エージェントは同じアデコグループのサービスですが、正社員転職や経験者向けのキャリア相談に寄っています。
特徴のひとつが「360度式コンサルティング」です。求職者と企業の両方を1人のコンサルタントが担当するため、求人票の条件だけでなく、募集背景や企業側の期待を聞きながら進められる場合があります。
旧Spring転職エージェントは、2023年4月にLHHへブランド変更されています。ネット上には旧Spring時代の口コミも残っているため、評判を見るときは投稿日とサービス名を合わせて確認してください。
障がい者雇用で転職先を探す方は、LHH Social Partnersなどの専用サービスも確認しましょう。通常のLHH転職エージェントとは、求人や相談窓口が異なる場合があります。
利用料は無料。紹介の有無は経験や条件で変わる
LHH転職エージェントは、転職希望者なら無料で利用できます。登録後は、希望や経験に合う求人がある場合に、メールまたは携帯電話へ連絡が入ります。求人紹介の内容や進捗は、MyPageでも確認できます。
ただし、登録すれば必ず求人を紹介されるわけではありません。職務経歴、希望年収、勤務地、転職時期が曖昧なままだと、提案まで時間がかかることがあります。経験やスキルに合う求人が少ない時期もあります。
登録前に、譲れない条件と検討できる条件を分けておくと進めやすくなります。年収、勤務地、職種、働き方のうち、どれを優先するのかを言葉にしておくと、紹介された求人の理由も見えてきます。
LHH転職エージェントの評判は専門性と求人数で分かれる
LHH転職エージェントの口コミは、担当者の専門性を評価する声と、求人紹介の少なさを気にする声に分かれます。この違いは、サービスの性質を考えると自然です。
LHHは、求人を広く集めて数多く応募するより、経験や希望条件に合う求人を担当者と選ぶタイプのサービスです。そのため、合う方には心強い一方で、求人件数を最優先したい方には物足りなく感じる場合があります。
良い評判は職種理解と企業情報の深さに集まりやすい
良い評判では、担当者の専門性、面接対策、企業との距離の近さを評価する声があります。外資系、IT、管理部門、メディカル、営業、金融、建設・不動産など、職種や業界を絞って転職先を考えたい方は相談する価値があります。
求人票には、仕事内容や条件は書かれています。しかし、実際に任される役割や、なぜ採用するのかまでは見えないことがあります。LHHでは、企業側の情報を担当者から聞ける場合があるため、応募前の判断材料が増えます。
年収や企業名だけで応募先を決めたくない方にとって、選考前に聞ける情報は大きな材料です。同じ職種でも、企業規模や事業フェーズによって働き方は変わります。条件だけでなく、入社後の役割まで確認しておきましょう。
悪い評判は紹介数の少なさや連絡ペースに出やすい
気になる評判では、紹介数が少ない、連絡が遅い、希望と違う求人が来るといった声があります。LHHは条件に合う求人を絞って提案する傾向があるため、幅広く応募したい方とは相性が合わない場合があります。
特に、未経験職種へ応募したい方、地方求人を一気に比較したい方、短期間で応募数を増やしたい方は、紹介される求人の幅が限られるかもしれません。
連絡が来ないときは、担当者の対応だけを疑う前に、希望条件も見直してください。希望年収、勤務地、職種、転職時期のうち、どこなら調整できるのかを伝え直すと、紹介できる求人の有無を確認できます。
※口コミは、当メディアの体験談投稿フォームに寄せられた内容と、レビューサイトなどで公開されている内容の傾向をもとに、個人が特定されない形で整理しています。
筆者の利用時は、求人の量よりも内容の濃さが印象に残った
筆者は30代前半のとき、LHH転職エージェント経由でベンチャー企業へ内定し、入社しました。大手の総合型ほど求人数が多い印象ではありませんでしたが、条件の良い案件や、任される役割がはっきりしたポジションに出会えました。
企業担当と面談担当の距離が近いぶん、選考前に聞ける情報も具体的でした。強く急かされる感じは少なく、連絡も取りやすかったです。
ただし、誰にでも同じ量の求人が出るサービスではありません。経験職種や希望条件によって評価が分かれる点は、登録前に知っておきましょう。
LHH転職エージェントが合う人・合わない人
LHH転職エージェントは、今ある経験をどう次の職場で活かすかを考えたい方に向いています。反対に、未経験求人を大量に見たい方や、担当者とのやり取りを減らしたい方には合わないことがあります。
| 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|
| ・今の経験を活かして転職したい方 ・外資系、専門職、管理職の求人を見たい方 ・求人票だけでなく、募集背景や企業情報も聞きたい方 ・年収、役割、働き方を見ながら応募先を選びたい方 ・担当者と相談しながら選考対策を進めたい方 |
・未経験職種へ幅広く応募したい方 ・地方求人を大量に比較したい方 ・まずは求人件数を多く見たい方 ・担当者とのやり取りをできるだけ減らしたい方 ・短期間で応募数を増やしたい方 |
求人件数を最優先で見たい場合は、リクルートエージェントやdodaなどの総合型も併用してください。LHHだけに絞るより、求人の母数と詳しい企業情報を分けて集める方が、転職先を選ぶ材料がそろいます。
求人は外資系・専門職・管理職など経験者向けが中心
LHH転職エージェントの求人は、経験者向けの案件が中心です。外資系、グローバル企業、IT、営業、管理部門、メディカル、金融、建設・不動産など、職種や業界を絞って探したい方に向いています。
ハイクラス求人や年収アップを狙える求人例もあります。ただし、年収は職種、経験、勤務地、企業の採用状況によって変わります。年収だけで判断せず、任される役割、評価制度、働き方まで確認してください。
50代の方や管理職経験がある方は、経験とポジションが合うかが見どころです。若手向けの未経験求人を探すというより、これまでの実績を次の職場でどう活かすかを相談する使い方が合います。
出典:公式サイト
登録後の不安は条件・連絡設定・MyPageから確認する
登録後に求人紹介が少ない、ログインできない、メールが届かないといった問題が出たら、まず登録情報と連絡まわりを確認しましょう。担当者へ問い合わせる前に、自分で見直せる項目があります。
求人紹介や連絡が少ないときは希望条件を広げられるか見る
求人紹介が少ないと感じたら、登録情報と希望条件を見直してください。LHHは、希望や経験に合う求人がある場合に連絡が入る仕組みです。条件に合う求人がない時期は、提案が止まることがあります。
確認したいのは、職務経歴の入力漏れ、希望年収の幅、勤務地、転職時期、メールの受信設定です。特に、迷惑メールフォルダや受信拒否設定は見落とされがちです。
条件を少し広げてもよい場合は、その範囲を担当者に伝えてください。例えば、勤務地は変えられないが年収幅は相談できる、職種は固定だが企業規模は広げられる、という形です。担当者側も、提案できる求人を探す観点が増えます。
ログインできないときはID・パスワードとブラウザを確認する
MyPageにログインできない場合は、メールアドレスの入力、ID・パスワードの再発行、ブラウザのキャッシュやCookieを確認してください。求人エントリーにはアデコグループIDが関わるため、LHHとアデコのどちらで使っているIDなのかも見ておきましょう。
メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認し、「lhh.com」「jp.adecco.com」などのドメインから受信できる設定になっているか確認してください。登録メールアドレスが古いままになっている場合もあります。
退会前に応募中の求人とアデコ関連サービスへの影響を見る
退会や登録削除は、MyPageの各種手続きから申請できます。ただし、登録情報はAdecco Groupのサービス共通で管理されています。削除すると、ほかのアデコ関連サービスにも影響する場合があります。
応募中の求人がある場合は、先に辞退や日程変更の連絡を済ませてください。単に連絡頻度を下げたいだけなら、退会ではなく担当者へ連絡方法や頻度の希望を伝えるだけで済むこともあります。
出典:公式サイト
LHH転職エージェントは単独利用より併用で強みが出る
LHH転職エージェントは、経験を活かして条件の良い求人を探したい方に向いています。一方で、求人の件数や担当者との相性には差があります。
最初からLHHだけに絞るより、総合型エージェントで求人の母数を見ながら、LHHで職種や企業ごとの詳しい情報を確認する流れがおすすめです。年収、勤務地、職種、働き方のうち譲れない条件を2つほど決めておくと、比較の軸がはっきりします。
まずはLHHで自分の経験に合う求人があるかを見てください。足りない部分は、ほかの転職サービスで補えば十分です。無理に急いで応募先を増やすより、比較できる材料をそろえるところから始めましょう。
選択肢を広げたい方は、参考として転職サイトもまとめています。
リクナビNEXT

口コミ:リクナビNEXT 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:1,632,000件以上(2026年6月22日現在)
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
type転職エージェント

口コミ:type転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:11,713(2026年6月22日現在)
求人数増減:+24(先週比↑up)
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/
マイナビ転職エージェント

口コミ:マイナビ転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
doda

口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:279,760(2026年6月22日現在)
求人数増減:+869(先週比↑up)
【公式サイト】https://doda.jp/
エンエージェント

口コミ:エンエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://enagent.com/
リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:760,000(2026年6月22日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
執筆者・監修者のmotoについて
![]()
moto
Follow @moto_recruit
起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

