
me:Riseは転職前の迷いを整理したい人向けのキャリアコーチング
転職したい気持ちはあるものの、今の会社に残る選択肢も捨てきれない。そんな状態だと、求人を見ても決め手が見つからないことがあります。
me:Riseは、求人紹介ではなく、キャリアの方向性を整理するオンラインキャリアコーチングです。転職するか、現職に残るか、社内異動を狙うかなどを、コーチとの対話を通じて考えていきます。
運営は株式会社Rubato(ルバート)。2010年8月設立で、法人向けのビジネス研修とコーチングを本業にしてきた会社が、個人向けに出しているサービスがme:Riseです。
料金も回数も、僕が2026年8月時点の公式サイトで確認した数字です。
| サービス名 | me:Rise |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社Rubato |
| サービス内容 | オンラインキャリアコーチング(求人紹介なし) |
| おすすめポイント | コーチングと経験者ヒアリングで、転職や今後の働き方を整理できる |
| おすすめ度 | ★★★・・ |
| 対応地域 | 全国(オンライン) |
| 公式サイト | https://www.career-merise.jp/ |
me:Riseの評判からわかる強みと注意点
me:Riseの評判を見ると、「考えを整理できた」という声が目立ちます。自己分析だけで終わらず、業界や職種の経験者に話を聞ける点も評価されています。
一方で、すぐに求人を紹介してもらうサービスではありません。短期間で応募先を増やしたい方には、転職エージェントのほうが目的に合います。me:Riseは応募先を探す前に、「自分は何を基準に選ぶのか」を整えるためのサービスです。
良い評判:転職の軸や働き方の希望を言葉にできる
良い評判で多いのは、コーチと話すうちに頭の中が整理され、転職の軸や今後の働き方を言葉にできたという内容です。
キャリアの悩みは、ひとりで考えるほど広がりがちです。年収、仕事内容、働き方、人間関係、将来の不安が混ざると、何から決めればよいのか見えにくくなります。
me:Riseでは、コーチングに加えて、me:Rise公認サポーターから実務経験にもとづく話を聞けます。この経験者ヒアリングは1回30分で、回数はコースごとに決まっています。トライアルなら1回、スタンダードなら2回、アドバンスなら4回です。
期間の目安も公式に出ています。コーチとのセッションは月1回から4回まで選べて、公式の推奨頻度は2週間から1カ月に1回。異業種転職や社内異動を考えているなら、仕事内容の現実感を補いながら、数カ月かけて選択肢を比べられる設計です。
悪い評判・注意点:コーチとの相性と自分で動く時間を見ておく
申し込み前に見ておきたいのは、コーチとの相性です。面談は対話が中心なので、話すテンポや質問の深さが合わないと、納得感を得にくくなります。
ここで見落としやすいのが、コーチの空き状況です。2026年8月時点の公式申し込みページには21名のコーチが並んでいますが、そのうち4名は新規受付を停止しています。対応時間帯も平日の日中だけというコーチがいる一方、平日・土日祝の朝6時から夜22時まで受けられるコーチもいて、幅がかなり広いです。
働きながら受けるなら、料金やプロフィールより先に、自分が面談を入れられる時間帯のコーチが何人いるかを見たほうが早いです。
もうひとつ大事なのが、セッション外で自分が動く時間です。me:Riseは棚卸し、情報収集、振り返りを進めながら考えを深めるサービスで、面談だけで答えが出る形にはなっていません。
週に1~2時間ほど取れない時期は、宿題や考えたいテーマがたまりがちです。繁忙期に申し込む場合は、無理に詰め込まないほうが落ち着いて取り組めます。
申し込みから初回セッションまでは、日程調整を含めて1週間ほど。転職の締め切りが決まっている方は、この分の助走も見込んでおいてください。
me:Riseが向いている人:転職するかどうかを急いで決めたくない人
me:Riseが向いているのは、転職するかどうかを決める前に、自分の判断軸を整えたい方です。
たとえば、今の会社に残る選択肢もまだ捨てきれない方、異業種転職の現実感を知りたい方、面接で話すキャリアの軸を作りたい方には使いどころがあります。
年齢層も公式に出ています。利用者は20代から50代までいて、いちばん多いのが30代、次いで40代、20代の順です。
転職活動を始めると、どうしても求人票や選考日程に引っ張られます。先に自分の希望や譲れない条件を整理しておくと、求人を見たときの迷いが減ります。
求人選びは転職エージェント、意思決定の整理はme:Riseと分けて使うのも現実的です。
me:Riseをおすすめしない人:求人紹介や選考対策を急ぐ人
今月中に応募先を広く集めたい方は、me:Riseよりも転職エージェントを軸にしたほうが合います。
me:Riseは求人紹介をしないため、求人票を見ながら応募先を選び、職務経歴書の添削や面接対策へ進む流れとは別物です。
職務経歴書の添削や面接対策を求人紹介と一緒に受けたい方も、まずはエージェントを使ってください。me:Riseに費用をかける前に、キャリア相談にお金を払う目的があるかを見ておきましょう。
そもそもキャリアコーチングにお金をかけるべきか迷っている段階なら、キャリアコーチングはいらない?で、必要ない人の条件を先に確認しておくと判断が早いです。
me:Riseの料金は有料コース前に総額を確認する
me:Riseは無料カウンセリングから始められます。ただし、本コースは有料です。
料金はコースやオプションで変わります。申し込み前に、総額、面談回数、利用期間、コーチ変更の可否を確認してください。ここをあいまいにしたまま申し込むと、期待していた使い方とずれることがあります。
キャリアコーチング全体の相場感と比べたい方は、キャリアコーチングは高い?もあわせて見てください。
料金とコースの目安
| コース | 料金(税込) | 回数・利用期間 | 内容の目安 |
|---|---|---|---|
| トライアル | 55,000円 | コーチング60分×3回/経験者ヒアリング30分×1回/利用期間4カ月 | 短期で自己分析や方向性を整理したい方向け |
| スタンダード | 92,000円 | コーチング60分×6回/経験者ヒアリング30分×2回/利用期間7カ月 | 判断基準づくりから行動計画まで進めたい方向け |
| アドバンス | 169,000円 | コーチング60分×12回/経験者ヒアリング30分×4回/利用期間1年以上 | 中長期のキャリア設計を継続して扱いたい方向け |
無料カウンセリングは15分で0円、体験セッションは45分10,000円、AIによるコーチとの相性診断は5,500円です(いずれも税込)。
支払いはクレジットカードの一括払いのみ。分割払いには対応していません。
コースを修了した方は、必要なタイミングで1回22,000円(税込)のスポットセッションを追加できます。担当だったコーチ以外も選べる仕組みです。対面セッションのオプションも用意されていますが、東京都内限定で、コーチの交通費や会場費は別途負担になります。
料金は改定されることがあります。最終的な金額は、申し込み前に公式サイトで確認してください。
無料カウンセリングと体験セッションの使い分け
まず話を聞きたい段階なら、15分の無料カウンセリングからで十分です。コースの違い、候補コーチ、今の悩みに合う進め方を確認できます。担当するのは全コーチのセッションを受けているナビゲーターなので、コーチ選びの相談もここでできます。
コーチとの相性まで見たい方は、45分の体験セッションを組み合わせてください。短い時間で判断材料を得るために、相談したいテーマを3つほど書き出しておくと話が散らばりません。
ひとつ制約があります。体験セッションのコーチは自分で指名するのではなく、第1希望から第3希望を伝えたうえでナビゲーターが割り振る形です。同じコーチの体験セッションを2回受けることはできず、過去にコースを受けたときの担当コーチも選べません。1回で見極めるつもりで臨んでください。
「転職したいのか」「今の職場で変えられることはあるのか」「異業種へ行けるのか」など、今いちばん引っかかっている問いを先に出しておくと、面談の進み方がわかります。
コーチとの相性が不安なときの確認ポイント
コース途中のコーチ変更は原則できません。ここは覚えておいてください。
公式が挙げている選び方の材料は、写真の印象、プロフィール、保有資格、コーチング実績、コーチ本人が書いたnote記事、インタビュー記事、AI診断結果、セッション可能時間帯、音声配信の9つです。文章と声が両方公開されているので、申し込み前でも話し方の雰囲気はかなり掴めます。
体験セッションまで受けるなら、話しやすさに加えて、質問が具体的か、次回までに何をするかが見えるかも判断材料になります。
違和感があるときは、そのまま進めずに早めに運営事務局へ相談してください。コーチに直接伝えづらい相談を受け付けると、公式にも明記されています。長く伴走してもらうサービスなので、最初の納得感は軽く見ないほうがよいです。
キャンセル・返金で注意すること
予約日時が確定した後に予定が変わった場合、予約時間の24時間より前なら、追加料金なしで日程変更やキャンセルができます。
問題は24時間を切ってからです。この場合はセッション1回分の料金が返金されません。体験セッションにも同じルールが適用されるので、10,000円がそのまま消えます。
出張や残業が多い方は、候補日を詰め込みすぎないでください。落ち着いて考える時間まで含めて、受ける時期を決めるのがおすすめです。
me:Riseとミライズ英会話は別サービスとして確認する
ミライズ英会話、MeRISE留学、ハツオンは、me:Riseとは別のサービスです。
運営会社が違います。me:Riseは株式会社Rubato(2010年8月設立)が運営するキャリアコーチングで、ミライズ英会話とMeRISE留学はMeRISE株式会社(2012年10月設立)が運営する英語学習サービスです。MeRISE株式会社の事業内容は海外留学、英会話スクール、法人研修で、キャリアコーチングは含まれません。
me:Riseの公式サイトはcareer-merise.jpです。サービス内容は求人紹介ではなく、キャリア設計や意思決定の支援が中心になります。
申し込み前によくある疑問を整理しておく
me:Riseは、目的が合えばキャリアの迷いを整理する助けになります。ただ、サービスの役割を誤解したまま申し込むと、期待とのずれが出ます。
求人紹介も受けられる?
me:Riseでは求人紹介を受けられません。求人票をもとに応募先を探すなら、転職エージェントを使う必要があります。
me:Riseで扱うのは、転職するかどうか、どんな働き方を選ぶか、何を基準に決めるかという整理です。求人探しとキャリア相談は、役割を分けて考えてください。
どのくらい時間を取るべき?
面談の時間に加えて、セッション外の時間も必要です。棚卸しや情報収集、振り返りを進めるため、週に1~2時間ほど取れる時期に始めると、考えを深められます。
忙しい時期に無理に始めるより、少し余白があるタイミングを選ぶほうが、セッションで話した内容を次の行動につなげやすくなります。
受けたらどんな変化が期待できる?
公式は「必ず約束できるものではない」と書いています。そのうえで、コース開始時にコーチと達成したいゴールを設定してから進める形なので、ほとんどの方がそのゴールには到達しているという説明です。
成果として挙がっているのは転職だけではありません。昇進・昇格、副業の開始、資格取得など、現職に残ったまま動いた例も並んでいます。転職ありきで申し込むと、想定と違う結論が出ることもあります。
me:Rise以外のキャリアコーチングも比較して決める
me:Riseは、転職前に考えを整理したい方や、今後の働き方を落ち着いて見直したい方に向いています。反対に、すぐ求人紹介を受けたい方は、転職エージェントを中心に考えたほうが目的に合います。
キャリアコーチングは、サービスごとに料金帯や支援スタイルが違います。求人紹介の有無、面談回数、伴走期間を見比べながら、自分の悩みに合うものを選んでください。
比較用として、キャリアコーチングのおすすめもまとめています。me:Riseだけで決めきれない方は、ほかのサービスも見てから選ぶと違いが見えてきます。
キャリアグリップ

口コミ:キャリアグリップ 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://career-grip.com/
ライフシフトラボ

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://lifeshiftlab.jp/
REEED

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おすすめ度:★★★・・
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coachee

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://coachee-hr.com/coachee/
キャリアアップコーチング

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://careerup-coaching.jp/
doda X キャリアコーチング

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://doda-x.jp/career-coaching/
ZaPASSコーチングキャリア

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おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://zapass.co/coaching-career
ポジウィルキャリア

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おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://posiwill.jp/career/
ミートキャリア

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おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://www.meetcareer.net/
キャリアステージ

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://www.career-stage.benesse.co.jp/
WorX(ワークス)

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キャリドラ

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執筆者・監修者のmotoについて
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

