
50代の転職サイトは、求人の多さだけで選ばないでください。決め手は相性です。管理職経験、専門スキル、希望年収、勤務地、雇用形態によって、見える求人はまるで変わります。まずは総合型で求人の相場をつかむ。そのうえで、ミドルシニア向けやハイクラス向けで、自分の経験に合う求人を拾っていく。この進め方がおすすめです。
最初に登録しておきたい50代向けの転職サイト・転職エージェントは次の2つです。
■ 求人数を広く見たい方
→『doda』
■ 年収アップや管理職求人を狙う方
→『ビズリーチ』
正社員を目指す方、年収を維持したい方、パートや契約社員も含めて働き方を変えたい方では、使うサービスが変わります。登録して終わりにせず、複数のサービスで求人を比べながら、自分の経験がどの条件で評価されるかを確認してください。
本記事では、50代におすすめの転職サイト・転職エージェントと、登録後に見るべき求人条件、転職エージェントに断られたときの対処法まで解説します。
目次
- 50代におすすめの転職サイト・転職エージェント
- 50代男性・管理職・ハイクラス層におすすめの転職サイト・エージェント
- 50代女性におすすめの転職サイト・転職エージェント
- 50代の正社員転職におすすめの転職サイト
- 50代の転職にはハローワークも併用する
- 50代が転職サイトと合わせて確認したいサイト
- 50代向け転職サイトの選び方
- 50代が転職サイトを使うときの注意点
- 転職サイトを利用する流れ
- 50代転職の現実
- 50代の転職を成功させるためのポイント
- 転職エージェントに断られる50代の特徴
- 転職エージェントに断られたときの対処法
- 50代の転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問
- 50代向け転職エージェント・転職サイト比較一覧
- 執筆者・監修者のmotoについて
本記事は、転職の専門家であるmotoが、50代におすすめの転職サイトを比較・ランキング形式でご紹介しています。
※全年代におすすめの転職サイト記事も合わせてご覧ください。
50代はまず「どの目的で選ぶか」で登録先が変わります。迷ったら次の早見表を目安に、そのあと各サービスの詳細を読んでください。
| 目的 | まず見るサービス |
| 求人の母数を広く見たい | doda |
| 地元・パート・派遣も含めて探したい | マイナビミドルシニア |
| 年収アップ・管理職求人を狙う | ビズリーチ |
| IT・PM経験を活かしたい | エイジレスエージェント |
| 自分で正社員求人を探したい | リクナビNEXT |
50代におすすめの転職サイト・転職エージェント
50代の転職では、大手だけで完結させないでください。まず大手で求人の全体像を見る。そのうえで、ミドルシニア向け、IT特化、ハイクラス向けを足して、年齢層や経験に合う求人を拾う。この二段構えにすると、応募先を比べやすくなります。
1:doda

口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年7月13日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/
50代にまずおすすめしたいのが『doda』です。
dodaは、求人検索とエージェントの両方を1つで使えます。自分で探したい方にも、担当者から紹介を受けたい方にも向いています。業界・職種の幅が広く、50代が経験を活かせる求人を比べやすいのも強みです。
在職中で時間が取りにくい方は、応募書類の添削や面接日程の調整も相談できます。まず求人の母数を見たい方は登録しておきましょう。
出典:公式サイト
2:マイナビミドルシニア

口コミ:マイナビミドルシニア 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:51,623(2026年7月13日現在)
求人数増減:+185(先週比↑up)
【公式サイト】https://mynavi-ms.jp/
『マイナビミドルシニア』は、40代・50代・60代向けの求人を探せる転職サイトです。
強みは地域と働き方の幅です。都道府県ごとに求人を探せるので、地元で働きたい方や、通勤時間を抑えたい方に向いています。正社員だけでなく、派遣、パート、アルバイトの求人もあり、働き方を変えたい50代にも合います。
「50代歓迎」「シニア歓迎」の求人を中心に見たい方は、dodaやリクルートエージェントと合わせて使ってください。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
3:エイジレスエージェント

口コミ:エイジレスエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:33(2026年7月13日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://agent.ageless.co.jp/
『エイジレスエージェント』は、ミドルシニア層のSE、PM、PMO、ITコンサル領域に特化した転職エージェントです。
IT領域での実務経験がある方や、プロジェクト管理の経験を活かしたい50代に向いています。登録後はオンライン面談を行い、経験に合う求人の紹介、応募書類の添削、面接対策、条件交渉まで支援してもらえます。
総合型では、IT経験を十分に伝えきれないことがあります。そう感じる方は、併用してみてください。
出典:公式サイト
4:シニアジョブエージェント

『シニアジョブエージェント』は、50代・60代・70代のシニア世代に特化した転職エージェントです。
定年後の再就職、年齢不問の求人、再雇用を前提にした求人などを探したい方に向いています。正社員にこだわる場合だけでなく、これまでのキャリアを活かして長く働きたい方も候補に入れてください。
キャリアの棚卸し、応募書類の作成、面接日程の調整も相談できます。
出典:公式サイト
5:FROM40

口コミ:FROM40 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:16,796(2026年7月13日現在)
求人数増減:-1(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.from-40.jp/
『FROM40』は、40代・50代向けの求人を扱う転職サイトです。
職種の幅が広いのが特徴です。営業、施工管理、介護、管理部門、エグゼクティブ求人まで探せます。スカウト機能もあるため、求人を毎日探す時間が取りにくい50代にも向いています。
大手総合型より求人数は限られますが、ミドル向け求人を見たい方は候補に入れてください。
出典:公式サイト
6:パソナキャリア

口コミ:パソナキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:52,200(2026年7月13日現在)
求人数増減:+252(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/
『パソナキャリア』は、担当者に相談しながら転職活動を進めたい50代に向いている転職エージェントです。
相談しながら進めたい方に向きます。50代向け求人は職種や条件で差がありますが、希望条件の整理、求人提案、面接対策、条件交渉まで相談できます。年収を維持したい方や、管理職・専門職として次の職場を探したい方は、ハイクラス系サービスと合わせて使うと比較できます。
出典:公式サイト
7:リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:760,000(2026年7月13日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
『リクルートエージェント』は、求人数の多さを重視する50代におすすめの転職エージェントです。
とにかく求人が多い。幅広い業界・職種を扱うので、市場にどんな求人があるかを知るのに向いています。独占求人や非公開求人もあるため、転職サイトだけで探している方は併用してみてください。
担当者との相性が合わない場合は変更を依頼できます。50代の転職では、経験や希望条件を正しく理解してくれる担当者を見つけることも必要です。
出典:公式サイト
50代男性・管理職・ハイクラス層におすすめの転職サイト・エージェント
管理職、専門職、外資系、役員候補を狙う50代は、ハイクラス向けを使ってください。狙いは非公開求人です。一般的な求人検索では出てこない案件や、ヘッドハンター経由の求人に出会えることがあります。
1:ビズリーチ

口コミ:ビズリーチ 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:211,810(2026年7月13日現在)
求人数増減:+818(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
『ビズリーチ』は、管理職経験や専門スキルを活かして転職したい50代に向いている転職サイトです。
経営企画、事業責任者、管理部門、CxO候補など、経験を前提にした求人を探せます。ヘッドハンターや企業からスカウトが届くため、自分の経歴がどの年収帯や役割で評価されるかを知る手段としても使えます。
年収アップを狙う方は、数字で語りましょう。職務経歴書にマネジメント人数、売上規模、改善実績を入れておく。スカウトを待つだけでなく、届いた求人の役割と評価条件も確認してください。
出典:公式サイト
2:ランスタッド

口コミ:ランスタッド 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:4,033(2026年7月13日現在)
求人数増減:+13(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.randstad.co.jp/
『ランスタッド』は、外資系企業やグローバル企業への転職を考える50代に向いています。
外資系、管理職、専門職の求人に強く、英語力や海外事業の経験がある方は選択肢を広げられます。国内大手だけでなく、外資系企業の働き方や評価制度も含めて比較したい方に合っています。
求人の母数は総合型より限られるため、ビズリーチやJACリクルートメントと併用してください。
出典:公式サイト
3:JACリクルートメント

口コミ:JACリクルートメント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:60,039(2026年7月13日現在)
求人数増減:+109(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp/
『JACリクルートメント』は、ミドル・ハイクラス転職を得意とする転職エージェントです。
管理職、専門職、外資系、海外関連ポジションを探す50代に向いています。年収を上げたい方だけでなく、現年収を維持しながら次の役割を探したい方にも合っています。
求人数だけで見るより、担当者がどの業界に詳しいかを確認して使うとよいでしょう。
出典:公式サイト
4:クライス&カンパニー

口コミ:クライス&カンパニー 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:9,736(2026年7月13日現在)
求人数増減:+445(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.kandc.com/
『クライス&カンパニー』は、ハイクラス層のキャリア相談に強い転職エージェントです。
経営層に近いポジションや、事業責任者クラスの求人を探したい50代に向いています。求人の背景や採用企業の課題を聞いた上で応募を判断できるため、条件だけでなく役割の中身まで確認したい方に合っています。
出典:公式サイト
ハイクラス転職におすすめの転職サイトと転職エージェントはこちらの記事にもまとめています。
50代女性におすすめの転職サイト・転職エージェント
50代女性の転職は、優先順位で選ぶサービスが変わります。働き方、勤務地、管理職経験、家庭との両立、年収維持。どれを一番に置くかで登録先は変わります。女性向け求人だけに絞らず、総合型も併用してください。
1:doda Woman Career

口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年7月13日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/
『doda Woman Career』は、doda内の女性向け転職コンテンツです。
女性が活躍している企業や、働き方に関する情報を見ながら求人を探せます。求人数の多いdodaと合わせて使えるため、職種や勤務地を広く見たい50代女性に向いています。
管理職や専門職でキャリアアップを狙う方は、dodaだけでなくビズリーチやJACリクルートメントも合わせて確認してください。
出典:公式サイト
2:マイナビ転職エージェント(女性の転職)

口コミ:マイナビ転職エージェント(女性の転職) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/womanwill/
『マイナビ転職エージェント(女性の転職)』は、女性の転職支援に関する情報を見ながら相談できる転職エージェントです。
ワークライフバランスを見直したい方や、女性が働きやすい企業を探したい方に向いています。ハイクラス求人だけを探すより、働き方や社風も含めて選びたい50代女性に合っています。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
3:type女性の転職エージェント

口コミ:type女性の転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:11,390(2026年7月13日現在)
求人数増減:-123(先週比↓down)
【公式サイト】https://type.woman-agent.jp/
『type女性の転職エージェント』は、女性の転職に特化した転職エージェントです。
求人紹介だけでなく、面接対策や応募書類の相談もできます。首都圏で求人を探す方や、事務、営業、管理部門、IT系職種を見たい方は候補に入れてください。
出典:公式サイト
50代の正社員転職におすすめの転職サイト
50代で正社員を目指すなら、間口を広げてください。求人数が多い転職サイトで広く見たうえで、転職エージェントから非公開求人の紹介も受ける。応募先が少ないと、比べられる求人も限られます。
1:リクナビNEXT

口コミ:リクナビNEXT 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:1,720,000件以上(2026年7月13日現在)
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
『リクナビNEXT』は、正社員求人を自分で探したい50代におすすめの転職サイトです。
勤務地、職種、年収、働き方などの条件で求人を検索できます。「気になる」機能を使えば、興味のある求人を保存して比較できます。
自己分析に使える「グッドポイント診断」もあるため、職務経歴書や面接で強みを整理したい方にも向いています。
出典:公式サイト
2:マイナビ転職

口コミ:マイナビ転職 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:55,680(2026年7月13日現在)
求人数増減:-268(先週比↓down)
【公式サイト】https://tenshoku.mynavi.jp/
『マイナビ転職』は、幅広い業種・職種の正社員求人を探せる転職サイトです。
企業から直接オファーを受けられるスカウト機能もあります。これまでの経験やスキルを登録しておくと、自分では見つけていなかった求人に出会えることがあります。
すぐに応募したい求人を探す方だけでなく、どの職種に応募できるかを確認したい50代にも向いています。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
3:type

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:2,359(2026年7月13日現在)
求人数増減:-17(先週比↓down)
【公式サイト】https://type.jp/
『type』は、IT、営業、企画、管理部門などの求人を探せる転職サイトです。
スカウトメールや求人提案、企業別の面接対策などの機能があります。50代でIT経験やマネジメント経験を活かしたい方は、求人検索とエージェント機能を合わせて使ってみてください。
出典:公式サイト
50代の転職にはハローワークも併用する
50代の転職では、民間の転職サイトや転職エージェントに加えて、ハローワークも併用してください。地元求人、ブランクがある方向けの求人、ミドルシニア歓迎求人を探すときに役立ちます。
ハローワークについて

口コミ:ハローワークインターネットサービス 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:1,042,724(2026年7月13日現在)
求人数増減:+71,356(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.hellowork.mhlw.go.jp/
『ハローワーク(公共職業安定所)』は、厚生労働省が運営する総合雇用サービス機関です。求人検索、職業相談、応募書類の相談、職業紹介を無料で利用できます。
令和7年度からは、これまでの「就職氷河期世代限定・歓迎求人」が「中高年層(ミドルシニア)限定・歓迎求人」に名称変更され、対象年齢が35歳~59歳に広がりました。厚生労働省によると、令和7年度に全国で開拓された中高年層(ミドルシニア)限定・歓迎求人は約23万件で、うち約2万2千件で就職が決まっています。求人は経験不問が中心で、選考が面接だけのものも多くあります。マッチング件数が多いのは、介護、タクシー・ハイヤー運転手、一般事務といった職種です。民間の転職サイトで求人が少ないと感じたら、ハローワークの求人も合わせて確認してください。
地域密着の求人が多いため、勤務地を優先したい方や、正社員以外の働き方も含めて探したい方に向いています。求人票を見るときは、雇用形態、契約更新、定年後の再雇用、勤務時間まで確認しましょう。
50代が転職サイトと合わせて確認したいサイト
50代の転職では、求人票だけで判断しないでください。口コミも見ておく。年収、退職理由、社風、働き方の評判を押さえると、面接で確認すべき点が見えてきます。
1:ミイダス

口コミ:ミイダス 評判を確認
おすすめ度:★★★★・ 料金:無料 登録:あり
口コミ社数:447,743社(2026年7月13日現在)
【公式サイト】https://miidas.jp/
『ミイダス』では、質問に答えることで自分の市場価値の目安を確認できます。
50代は、希望年収と企業側の評価に差が出ることがあります。先に自分の市場価値を把握しておく。転職エージェントの面談前に、自分の経験がどの程度の求人につながるかを見ておくと、話が早く進みます。
出典:公式サイト
2:転職会議

口コミ:転職会議 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:318,264(2026年7月13日現在)
求人数増減:+9,989(先週比↑up)
【公式サイト】https://jobtalk.jp/
『転職会議』では、企業の年収、退職理由、社風に関する口コミを確認できます。
50代の転職では、入社後に条件を変えにくいことがあります。応募前に、同じ職種や近い年代の口コミを見て、面接で確認したい点を整理しておきましょう。
出典:公式サイト
3:OpenWork

口コミ:OpenWork 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:133,291(2026年7月13日現在)
求人数増減:+3,988(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.openwork.jp/
『OpenWork』では、組織風土、給与、働きがい、退職理由などの口コミを確認できます。
求人票や転職エージェントの説明だけでは、現場の雰囲気までは分かりません。口コミは参考情報として見ながら、面接で聞くべき質問を考える材料にしてください。
出典:公式サイト
50代向け転職サイトの選び方
50代向けの転職サイトは、求人数だけで選ばないでください。私が最初に見るのは3つです。「求人の母数」「年齢層との相性」「経験の評価され方」。この順で照らすと、登録先の優先順位が決まります。
1. 総合型と特化型を分けて使う
順番があります。まず総合型、次に特化型です。dodaやリクルートエージェントなどの総合型で求人の全体像を見てください。その上で、マイナビミドルシニア、FROM40、シニアジョブエージェントなどの特化型を足すと、年齢層に合う求人を探せます。
年収アップや管理職求人を狙う方は、ビズリーチ、JACリクルートメント、クライス&カンパニーなどのハイクラス向けサービスも候補に入れてください。
2. 転職サイトと転職エージェントを併用する
転職サイトは自分で求人を探せるサービス、転職エージェントは担当者から求人紹介や選考支援を受けられるサービスです。50代は応募できる求人が条件で絞られやすいため、どちらか一方に寄せすぎないほうが求人を比べられます。
| 項目 | 転職サイト | 転職エージェント |
| 求人探し | 自分で検索して応募する | 担当者から求人紹介を受ける |
| 向いている人 | 自分のペースで進めたい方 | 非公開求人や選考対策を使いたい方 |
| 50代での使い方 | 求人の相場や条件を広く見る | 経験に合う求人を紹介してもらう |
3. dodaとビズリーチは目的で分ける
dodaとビズリーチで迷う場合は、求人を広く見たいならdoda、管理職や専門職のスカウトを見たいならビズリーチを優先してください。50代では、求人の数を見るサービスと、経験の評価額を見るサービスを分けると比較しやすいです。
年収維持や年収アップを狙う方は、ビズリーチで届くスカウトの役割、提示年収、勤務地を見てください。応募先を広げたい方は、dodaで同業界・同職種の求人条件も確認しておきましょう。
4. 求人票は雇用形態と定年後の条件まで見る
50代向け求人は、条件の見方で差が出ます。同じ「50代歓迎」でも、正社員、契約社員、パート、業務委託では収入や働き方が変わります。
求人票を見るときは、仕事内容、雇用形態、勤務時間、定年後の再雇用、通勤時間を確認してください。年収だけで決めず、1~2年後も続けられる働き方かどうかを見ておきましょう。
5. 年齢不問だけで判断しない
募集・採用では年齢制限が原則禁止されています。ただし、求人票が年齢不問でも、企業が求める経験や役割に合うかどうかで選考結果は変わります。
50代は、これまでの経験をそのまま書くより、応募先の課題にどう使えるかを職務経歴書で示してください。管理職経験、業務改善、売上実績、顧客対応、専門資格などは、応募先に合わせて見せ方を変えましょう。
50代が転職サイトを使うときの注意点
転職サイトも転職エージェントも無料です。ただし、紹介される求人がすべて希望に合うとは限りません。50代は応募前に、条件の優先順位と担当者の提案内容を見極めてください。
1. 内定が出そうな求人だけを選ばない
転職エージェントによっては、早く決まりそうな求人を優先して紹介することがあります。選考に進みやすい求人も候補になりますが、自分の経験や希望条件とずれている場合は無理に応募しないでください。
紹介された求人は、仕事内容、年収、勤務地、役職、入社後の期待値を確認し、応募する理由を自分で説明できるものに絞りましょう。
2. 担当者と合わない場合は変更を依頼する
50代の転職では、担当者が業界や職種を理解しているかで提案の質が変わります。希望と違う求人ばかり届く、返信が遅い、経験を十分に理解してもらえないと感じたら、担当変更を依頼してください。
担当変更を依頼しづらい場合は、別の転職エージェントを使って比較しましょう。1社だけに絞るより、複数の担当者から意見を聞いたほうが判断材料が増えます。
3. 転職しない選択も残しておく
50代の転職は、今の職場に残る選択も含めて比べてください。年収が上がっても、仕事内容、通勤時間、評価制度、定年後の条件が合わなければ後悔につながることがあります。
内定後は、年収、役職、勤務地、働き方、入社後に任される範囲を確認してください。家族や友人、転職エージェントの意見は参考にしつつ、最後は自分の優先順位で決めましょう。
転職サイトを利用する流れ

50代の転職活動は、次の5ステップで進めます。
【転職サイトの登録の流れ】
STEP1. 自己分析をする
STEP2. 転職サイトに登録する
STEP3. 応募書類を作成する
STEP4. 求人に応募する
STEP5. 面接・内定
1. 自己分析をする
求人を探す前に、希望年収、勤務地、働き方、譲れない条件を書き出してください。50代はすべての条件を満たす求人が少ないため、絶対に外せない条件と、調整できる条件を分けておく必要があります。
自分の強みを整理したい方は、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」なども活用してみてください。
2. 転職サイトに登録する
自己分析ができたら、転職サイトと転職エージェントに登録します。まずは総合型を1~2社、ミドルシニア向けを1社、ハイクラス志向ならスカウト型を1社使ってみてください。
求人を見ながら、自分の経験がどの職種・年収帯で評価されそうかを確認しましょう。
3. 応募書類を作成する
履歴書と職務経歴書を作成します。50代の職務経歴書では、担当業務を並べるだけでなく、成果、改善したこと、マネジメント人数、売上規模、コスト削減額などを具体的に書いてください。
職務経歴書の書き方については【転職】企業に刺さる“戦略的”職務経歴書の書き方(テンプレート付)で詳しく解説しています。
4. 求人に応募する
応募したい求人が見つかったら、職務経歴書を整えて応募します。50代は1社ずつ待つより、複数の求人へ並行して応募したほうが比較できます。
同じ企業の同じ求人に、複数の転職サイトから重複応募するのは避けてください。応募経路が分からなくなり、企業側に管理できていない印象を与えることがあります。
5. 面接・内定
面接では、退職理由、転職理由、これまでの経験を入社後にどう活かすかを聞かれます。50代の場合は、役員や現場責任者との面接が入ることもあります。
内定後は、年収だけでなく、役職、担当範囲、評価制度、勤務時間、定年後の再雇用も確認してください。
50代転職の現実
「50代の転職はみじめ」「もう厳しい」という声を検索でよく見かけます。私の実感では、みじめになるかどうかは年齢ではなく進め方で決まります。50代でも転職を決める人はいますし、若い頃の待遇にこだわらず、経験を活かせる求人へ動いた人ほど早く決まっています。
逆に、過去の役職や年収にそのまま固執すると、応募先は一気に狭まります。厚生労働省のデータでも、50代の転職入職率は若い年代より低めです。転職後に年収が下がる例も珍しくありません。数字は下の表のとおりです。年齢だけで悲観せず、どの経験がどの求人で評価されるかを見て、応募先を絞ってください。
50代の転職は3~6カ月を目安にする
50代の転職は3~6カ月が目安です。管理職や専門職の求人は選考回数が増えたり、年収交渉に時間がかかったりします。焦って1~2社に絞るより、複数サービスで求人を並べて比べてください。離職後に始める方は、生活費の余裕も先に確認しておきましょう。
短期で決まる人には共通点があります。前職の肩書きを一度横に置き、応募先が困っていることに自分の経験をどう当てるかを、自分の言葉で説明できる人です。人脈から声がかかって決まる例も多いので、前職の取引先や元同僚にも動いていることを伝えておきましょう。
1. 50代男性・50代女性の平均年収
50代の平均年収は、男性で700万円台、女性で350万円前後となっています。
| 年齢 | 男性 | 女性 |
| 50~54歳 | 709万円 | 363万円 |
| 55~59歳 | 735万円 | 356万円 |
引用元:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
年収を維持したい方は、同業界・同職種・管理職経験を活かせる求人から探すほうが現実的です。働き方を変えたい方は、年収だけでなく勤務時間や勤務地も含めて比べてください。
2. 50代の転職入職率
50代の転職入職率は、若い年代と比べると低めです。
| 年齢 | 男性 | 女性 |
| 50~54歳 | 5.1% | 8.2% |
| 55~59歳 | 5.4% | 7.6% |
引用元:厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」
50代男性は、役職や年収の条件が上がるほど応募先が絞られやすいです。女性はパートタイムを含めると選択肢が広がるケースもありますが、正社員を狙う場合は早めに複数ルートで求人を確認してください。
50代の転職を成功させるためのポイント
50代の転職は、求人の探し方と職務経歴書の見せ方で結果が変わります。カギは経験の当て方です。年齢を気にするより、どの経験をどの求人に当てるかを考えてください。
1. 求人条件を広げる
年収、勤務地、企業規模、役職、働き方をすべて固定すると、応募できる求人が少なくなります。まずは譲れない条件を2~3個に絞り、ほかの条件は幅を持たせて探してください。
例えば年収を優先するなら勤務地や業界を広げる、勤務地を優先するなら雇用形態や年収帯を広げる、といった調整が必要です。
2. 経験がつながる仕事から考える
50代の転職は、まったく新しい分野に飛び込むより、これまでの経験がつながる仕事から探すほうが現実的です。営業経験がある方は法人サポートや営業企画、管理職経験がある方は総務や拠点運営、IT経験がある方はPM、PMO、社内SEなどが候補になります。
企業は50代に対して、入社後すぐに動ける経験や判断力を期待します。業界知識、マネジメント経験、顧客対応、業務改善など、応募先で使える経験を整理しておきましょう。
3. 未経験転職は経験をずらして広げる
50代で未経験の仕事に移るなら、職種を丸ごと変えるより、今の経験に近い領域へずらすほうが現実的です。未経験で探す場合は、介護、警備、ドライバー、施設管理、事務なども選択肢になります。
ただし、体力、勤務時間、給与水準は求人ごとに差があります。年収を優先する方は同業界寄りで探してください。ペースを落としてのんびり働きたい方は、施設管理、マンション管理員、監視員、軽作業など、勤務時間や責任範囲が比較的落ち着いた求人を、ハローワークも使いながら比べてみましょう。
4. 職務経歴書を応募先ごとに調整する
50代の職務経歴書は、長くなりすぎると強みが伝わりにくくなります。応募先に関係のある経験を前半に置き、成果は数字や事例で示してください。
管理職ならマネジメント人数、営業なら売上や取引規模、管理部門なら改善内容や削減額など、企業が判断できる情報を入れましょう。
転職エージェントに断られる50代の特徴
50代で転職エージェントに登録しても、「紹介できる求人がない」と言われることがあります。落ち込む必要はありません。市場全体で評価されないという意味ではなく、担当者が持つ求人とあなたの希望条件が合わなかっただけ、というケースも多いからです。
1. 希望条件が高すぎる
希望年収、役職、勤務地、企業規模をすべて高めに設定すると、紹介できる求人が少なくなります。特に50代は、企業側が求める経験との一致度を細かく見られます。
希望条件は、絶対に外せない条件と調整できる条件に分けて伝えてください。
2. 転職時期が曖昧
「よい求人があれば考える」という伝え方だけだと、担当者の優先順位が下がることがあります。転職時期が未定でも、求人を見たい理由や、いつまでに判断したいかを伝えておきましょう。
3. 職務経歴書で強みが伝わっていない
経験が豊富でも、職務経歴書が長すぎたり、実績が抽象的だったりすると、求人紹介につながりにくいです。50代は職歴の長さより、応募先で使える経験を分かりやすく見せる必要があります。
転職エージェントに断られたときの対処法
転職エージェントに断られても、終わりではありません。希望条件、職務経歴書、応募ルートを見直してください。1社で紹介が止まっても、別のサービスでは求人を紹介されることがあります。
1. 希望条件を見直す
紹介される求人が少ない場合は、年収、勤務地、役職、業界のどれを広げられるか確認してください。すべてを下げる必要はありませんが、条件を固定しすぎると求人が出にくくなります。
2. 職務経歴書を見直す
職務経歴書は、応募先に合わせて書き換えてください。これまでの職歴をすべて同じ重さで並べるより、応募先の仕事内容に近い経験を前に出すほうが伝わります。
3. 応募ルートを切り替える
紹介が止まったら、別の転職エージェント、転職サイト、ハローワークへ切り替えましょう。総合型を1~2社、ミドルシニア向けを1社、地元重視ならハローワークを並行すると、求人の見落としを減らせます。
50代の転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問
50代の転職でよくある質問をまとめます。
Q:50代におすすめの転職サイトはどこですか?
A:まずはこの3つです。求人数の多いdoda、リクルートエージェント、リクナビNEXTを確認してください。ミドルシニア向け求人を見たい方は、マイナビミドルシニアやFROM40も併用しましょう。年収アップや管理職求人を狙う方は、ビズリーチやJACリクルートメントも候補に入れてください。
Q:50代の転職は難しいですか?
A:できます。ただし希望条件しだいで求人は絞られます。特に年収、役職、勤務地をすべて固定すると、応募先はかなり少なくなります。「みじめ」と感じるかどうかは、過去の待遇に固執せず、経験が評価される求人へ動けるかで変わります。転職サイトと転職エージェントを併用し、複数の求人を比べてください。
Q:50代の転職成功率はどのくらいですか?
A:厚生労働省の令和6年雇用動向調査では、50~54歳の転職入職率は男性5.1%・女性8.2%、55~59歳は男性5.4%・女性7.6%でした。若い年代より低めですが、これは「50代は転職できない」という意味ではありません。経験が評価される求人に絞って応募し、複数のサービスで求人を比べることが結果につながります。数字の詳細は記事内の「50代転職の現実」も参考にしてください。
Q:50代で転職するには何カ月くらいかかりますか?
A:目安は3~6カ月です。求人条件、役職、年収交渉しだいでは、これより長引くこともあります。在職中から求人を見て、応募先を複数持っておきましょう。
Q:50代におすすめの職種はありますか?
A:経験の近くを探すのが近道です。営業経験がある方は法人サポートや営業企画、管理職経験がある方は総務や拠点運営、IT経験がある方はPM、PMO、社内SEなどが候補になります。未経験で探す場合は、体力面や勤務時間まで確認してください。
Q:50代の転職に資格は必要ですか?
A:必須ではありません。資格そのものより、これまでの経験を応募先でどう活かせるかを示すほうが評価につながります。ただし、介護職員初任者研修、宅地建物取引士、電気工事士、フォークリフトなど、応募したい職種で実務に直結する資格は選考で有利になることがあります。未経験の分野へ移る方は、求人票で「資格必須」か「資格取得支援あり」かを確認してから準備してください。
Q:50代におすすめの転職アプリはありますか?
A:求人通知を見ながら探したい方は、doda、リクナビNEXT、マイナビ転職などのアプリも候補になります。アプリだけで選ばず、50代向け求人の量、希望職種、スカウトの有無、ブロック設定を確認して使ってください。
Q:転職サイトは何社に登録したほうがいいですか?
A:3~4社が目安です。総合型、ミドルシニア向け、ハイクラス向けを分けて登録すると、求人の偏りを避けられます。ただし登録しすぎると管理が大変になるので、使わないサービスは後で整理しましょう。
Q:転職サイトはやめたほうがいいですか?
A:目的しだいです。求人を広く見る目的なら、転職サイトは使う価値があります。ただし、希望条件が固まっていないまま大量に応募すると、選考管理が難しくなります。自分で応募先を選びたい方は転職サイト、求人の選び方を相談したい方は転職エージェントも使ってください。
Q:在籍している会社に転職活動はバレませんか?
A:ブロック設定で防げます。転職サイトには、現在の勤務先や取引先に職務経歴を見られないようにする機能があります。登録後は、勤務先名、グループ会社、主要取引先をブロックしておきましょう。勤務時間中の応募連絡や面接対応も避けてください。
Q:同じ企業に複数の転職サイトから応募してもいいですか?
A:重複応募は避けてください。応募経路が違っても、企業側から見れば同じ応募者です。別職種や別ポジションに応募したい場合は、転職エージェントか企業に確認してから進めましょう。
Q:50代はハローワークも使うべきですか?
A:使うことをおすすめします。ハローワークは地域密着の求人を探せて、民間サービスでは見つかりにくい求人もあります。中高年層(ミドルシニア)限定・歓迎求人もあるため、転職サイトや転職エージェントと併用してください。
50代向け転職エージェント・転職サイト比較一覧
50代の転職で役立つ転職サイト・転職エージェントを比較表にまとめました。求人数や対応職種は時期によって変わるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。
| サービス名 | タイプ | 向いている50代 | 公式サイト |
|---|---|---|---|
| doda | 総合型・エージェント | 求人数を広く見たい方、応募書類や面接の支援も受けたい方 | 公式サイトはこちら |
| マイナビミドルシニア | ミドルシニア向け | 地元求人、パート・派遣を含めて探したい方 | 公式サイトはこちら |
| エイジレスエージェント | IT特化型エージェント | SE、PM、PMO、ITコンサル経験を活かしたい方 | 公式サイトはこちら |
| シニアジョブエージェント | シニア向けエージェント | 定年後の再就職や年齢不問求人を見たい方 | 公式サイトはこちら |
| FROM40 | 40代・50代向け | スカウトも使いながらミドル向け求人を探したい方 | 公式サイトはこちら |
| パソナキャリア | 総合型エージェント | 担当者に相談しながら転職したい方 | 公式サイトはこちら |
| リクルートエージェント | 総合型エージェント | 非公開求人も含めて求人を広く見たい方 | 公式サイトはこちら |
| ビズリーチ | スカウト型・ハイクラス | 管理職、専門職、年収アップを狙う方 | 公式サイトはこちら |
| ランスタッド | 外資・ハイクラス | 外資系やグローバル企業を見たい方 | 公式サイトはこちら |
| JACリクルートメント | ハイクラスエージェント | 管理職、専門職、外資系求人を探したい方 | 公式サイトはこちら |
| クライス&カンパニー | ハイクラスエージェント | 経営層に近いポジションを探したい方 | 公式サイトはこちら |
| リクナビNEXT | 転職サイト | 正社員求人を自分で探したい方 | 公式サイトはこちら |
| マイナビ転職 | 転職サイト | 正社員求人やスカウトを活用したい方 | 公式サイトはこちら |
| type | 転職サイト | IT、営業、管理部門の求人を探したい方 | 公式サイトはこちら |
執筆者・監修者のmotoについて
![]()
moto
Follow @moto_recruit
起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)


