
20代で転職を考えるとき、「今より高収入の仕事に移りたい」と感じる方は少なくありません。dodaの「転職理由ランキング【最新版】」でも、全体では「給与が低い・昇給が見込めない」が5年連続で1位になっています。
ただし、20代の高収入転職は、登録する転職サイトを増やすだけでは決まりません。年収が上がりやすい業界・職種を選べているか、これまでの経験を数字で伝えられるか、スカウトやエージェントから届く求人の中身を見極められるかが分かれ目です。
この記事では、20代で高収入を目指したい方に向けて、ハイクラス求人や若手向けの高年収求人を探しやすい転職サイト・転職エージェントを紹介します。未経験から年収アップを目指す場合の考え方や、年収1,000万円を狙うときの現実的な見方もあわせて解説します。
幅広い転職サイトを比較したい方は、全年代向けの転職サイトおすすめ記事も参考にしてください。
20代で高収入の転職は可能か?
20代でも高収入の転職は可能です。ただし、年収だけを先に決めるより、「どの業界・職種で、どの経験を評価してもらうか」から考えた方が求人を選びやすくなります。
20代の高収入は年収500万円以上を一つの目安にする
dodaの「平均年収ランキング(年齢別・年代別)」によると、20代の平均年収は365万円です。20代で年収500万円を超える求人に転職できれば、同年代の中では高収入に近い水準と考えられます。
一方で、20代で年収1,000万円以上の割合は高くありません。dodaの同調査では、20代で年収1,000万円以上の人は0.3%とされています。最初から年収1,000万円だけを条件にすると、応募できる求人がかなり絞られます。
私としては、20代の高収入転職では「年収500万円以上」「現年収からの上げ幅」「30代前半で届く年収帯」の3つを見て求人を比べることをおすすめします。
20代の転職で年収を上げる条件
20代で年収を上げるには、平均年収の高い業界か、成果が給与に反映されやすい職種を選ぶ必要があります。
年収は、個人の頑張りだけで決まるわけではありません。業界、職種、企業規模、評価制度、インセンティブ、勤務地、役職の有無が関わります。中でも影響が大きいのは、業界と職種です。
例えば、金融、IT、コンサル、SaaS営業、ITエンジニア、経営企画、マーケティング、外資系企業の専門職などは、20代でも高年収を狙える求人が出やすい領域です。ただし、未経験でいきなり高年収になる求人は限られます。これまでの経験と近い職種を残しながら、年収水準の高い業界へ移る「軸ずらし」の方が現実的です。
20代で高収入を得た具体例
実際に私は20代で年収240万円から年収900万円の転職をしています。このときにやったことは、平均年収の高い業界へ移ることでした。
具体的には、小売業界から人材業界へ転職し、その後にIT業界や広告業界などへ移りました。職種の経験を活かしながら、年収水準の高い業界へ移ったことで、20代でも年収を上げることができました。

20代で高収入を目指すなら、今の仕事をすべて捨てて未経験職種へ移るより、経験を活かせる部分を残して業界を変える方が年収アップにつながるケースがあります。
20代で高収入を目指す転職サイトの選び方
20代で高収入を目指す場合、転職サイトは「求人数の多さ」だけで選ばないでください。高年収求人は、公開求人にすべて出ているとは限らず、スカウトや転職エージェント経由で届くこともあります。
| 目的 | 向いているサービス | 確認すること |
|---|---|---|
| 自分の市場価値を知りたい | スカウト型転職サイト | どの企業・年収帯からスカウトが届くか |
| 高年収求人に応募したい | ハイクラス転職サイト | 現年収や経験が求人条件に合うか |
| 職務経歴書や面接を相談したい | 転職エージェント | 担当者が業界・職種に詳しいか |
| 未経験から年収アップを狙いたい | 総合型・20代向けエージェント | 未経験歓迎の中でも給与水準が高い業界か |
20代に強い転職サイトは、目的によって変わります。すでに営業、IT、企画、コンサル、金融などで実績がある方は、ハイクラス向けのスカウト型を使う価値があります。まだ経験が浅い方や未経験職種も見たい方は、総合型や20代向けの転職エージェントもあわせて使う方が求人の幅を取りやすいです。
20代女性・20代男性で分けすぎず、評価制度と働き方を見る
「20代女性におすすめ」「20代男性におすすめ」と分けて探す方もいますが、高収入転職では性別よりも評価制度、給与テーブル、働き方の条件を見た方が判断しやすいです。
例えば、成果給の比率が高い営業職、専門性で評価されるIT・コンサル職、管理職候補の求人では、実績の見せ方で年収が変わります。女性の場合は、産休・育休の取得実績、復帰後の評価、リモート勤務の可否も確認してください。男性の場合も、長時間労働を前提にした高年収求人ではないかを見ておきましょう。
高収入を目指したい20代におすすめ転職サイト
ここからは、20代で高収入を目指す方におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。スカウト型だけに寄せると求人を待つ時間が長くなることがあるため、急いで転職したい方はエージェント型も併用してください。
1:リクルートダイレクトスカウト

口コミ:リクルートダイレクトスカウト 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:597,822(2026年7月13日現在)
求人数増減:-1,239(先週比↓down)
【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/
20代で高収入を目指す方におすすめなのが『リクルートダイレクトスカウト』です。
リクルートダイレクトスカウトは、株式会社インディードリクルートパートナーズが提供する会員制の転職スカウトサービスです。レジュメを登録すると、企業やエージェントが職務経験・スキルを見てスカウトを送る仕組みになっています。
高収入を目指す20代に向いている理由は、年収レンジの高い求人を検索しながら、企業やエージェントからのスカウトも確認できる点です。自分から応募するだけでなく、どの業界や企業が自分の経験を評価してくれるかを見られます。
ただし、職務経歴書が薄いままだと、希望に近いスカウトは届きにくくなります。営業であれば売上や達成率、エンジニアであれば担当工程や使用技術、企画職であれば改善した数値を入れて登録してください。
現年収より高い求人を広く見たい方、企業からの直接スカウトを受け取りたい方におすすめです。
出典:公式サイト
2:ビズリーチ

口コミ:ビズリーチ 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:211,810(2026年7月13日現在)
求人数増減:+818(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
20代で高収入を目指す方におすすめの転職サイトが『ビズリーチ』です。
ビズリーチは、即戦力人材向けのハイクラス転職サイトです。公式サイトでは、年収1,000万円以上の求人が5割以上とされており、経営幹部、管理職、専門職などの高年収求人を探せます。
ビズリーチの特徴は、企業やヘッドハンターからスカウトが届くことです。20代でも、法人営業、ITエンジニア、コンサル、企画、マーケティングなどで成果を出している方は、年収アップにつながるスカウトを受けられる可能性があります。
一方で、未経験職種への転職や、社会人経験が浅い方には合わない求人もあります。登録後はスカウトの年収だけで判断せず、仕事内容、求められる経験、評価制度、残業時間、勤務地を確認してください。
すでに一定の実績があり、年収800万円以上や年収1,000万円以上の求人も視野に入れたい20代におすすめです。
出典:公式サイト
3:JACリクルートメント

口コミ:JACリクルートメント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:60,039(2026年7月13日現在)
求人数増減:+109(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp/
20代で外資系企業、管理職候補、専門職の高年収求人を探すなら『JACリクルートメント』がおすすめです。
JACリクルートメントは、管理職・専門職・外資系企業の転職支援に強い転職エージェントです。公式サイトでは、世界12カ国・36拠点のネットワークを活用したグローバル転職サポートを案内しています。
また、企業と求職者の双方を一人のコンサルタントが担当する「コンサルタント型」の支援を行っているため、企業の採用背景や求める人物像を確認しながら応募できます。
20代で利用するなら、外資系企業、コンサル、IT、メーカー、金融などで専門性を伸ばしたい方に向いています。反対に、完全未経験で幅広く求人を見たい方は、総合型の転職エージェントも併用した方が選択肢を確保しやすいです。
年収交渉や面接対策まで相談したい方、求人票だけでは分からない企業情報を知ってから応募したい方におすすめします。
出典:公式サイト
4:AMBI

口コミ:AMBI(アンビ) 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:218,782(2026年7月13日現在)
求人数増減:+13,950(先週比↑up)
【公式サイト】https://en-ambi.com/
若手ハイキャリア向けの求人を見たい20代には『AMBI』がおすすめです。
AMBIは、若手ハイキャリア向けのスカウト転職サービスです。公式サイトでは、年収500万円以上の案件が多数あることや、応募前に合格可能性を判定できる機能が紹介されています。
AMBIは、20代で年収500万円以上を目指したい方や、今の経験でどの程度の求人に届くかを確認したい方に向いています。特に、営業、企画、IT、コンサル、スタートアップ、成長企業に関心がある方は求人を見ておく価値があります。
ただし、合格可能性の判定は目安です。判定が高くても選考通過を保証するものではありません。応募前には、求人で求められる経験と、自分の実績がどこで重なるかを確認してください。
出典:公式サイト
5:アサイン

口コミ:アサイン 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://assign-inc.com/
『アサイン』は、20代のハイエンド層や、コンサル・IT・営業企画などへキャリアアップしたい方におすすめの転職エージェントです。
アサインは、目先の求人紹介だけでなく、将来のキャリアから逆算して転職先を考える支援に特徴があります。今すぐ年収だけを上げたい方より、数年後に高年収を狙える業界・職種へ移りたい方に合う可能性があります。
特に、未経験でコンサルを目指す方や、営業から企画・事業開発へ広げたい方は、選考でどの経験を打ち出すかを相談しておくとよいでしょう。
アプリではキャリア診断も利用できます。転職時期がまだ先の方も、自分の強みや選択肢を確認する目的で使えます。
出典:公式サイト
20代で高収入転職を成功させるポイント
20代で高収入を目指すなら、求人を探す前に「年収が上がる理由」を作っておく必要があります。希望年収だけを伝えても、企業が評価する材料がなければ年収は上がりません。
1.平均年収の高い業界を選ぶ
20代で高収入を目指すなら、平均年収の高い業界を候補に入れてください。
dodaの「平均年収ランキング【最新版】」では、金融、メディカル、メーカーなどの中に平均年収の高い業種が多く含まれています。年収を上げたい方は、今の職種を活かしながら、給与水準の高い業界へ移れるかを見てください。
例えば、販売職から営業職へ移る、営業職のままIT・SaaS・人材・金融へ移る、エンジニアとしてより単価の高い領域へ移る、といった考え方です。職種を変えすぎると未経験扱いになり、年収が下がることもあります。
2.成果を数字で伝える
高収入求人では、ポテンシャルだけでなく「どの成果を出したか」を見られます。
営業なら売上、達成率、受注単価、商談件数。マーケティングなら広告費、CV数、改善率。エンジニアなら担当工程、使用技術、改善した処理速度、関わったシステム規模を整理してください。
20代の場合、役職経験がなくても評価されることはあります。ただし、「頑張りました」ではなく、「何を任され、どの数字が変わったか」まで書く必要があります。スカウト型転職サイトでは、職務経歴書の書き方だけで届く求人の質が変わります。
3.ベンチャー企業の役職者・立ち上げポジションも見る
20代で高収入を目指すなら、ベンチャー企業や成長企業の役職者候補も選択肢になります。
大手企業は給与テーブルが整っている一方で、20代のうちは昇給幅が決まっている場合があります。ベンチャー企業では、事業拡大に合わせてマネージャー、営業責任者、事業開発、プロダクト企画などのポジションが生まれることがあります。
ただし、ベンチャー企業は年収だけで判断しないでください。固定給とインセンティブの割合、評価制度、資金調達の状況、事業の伸び、入社後に任される役割を確認しましょう。
ベンチャーへの転職を考える方は『ベンチャーに強いおすすめ転職サイト』も参考にしてください。
4.転職エージェントを使って年収交渉まで相談する
20代で高収入を目指す場合、転職サイトだけでなく転職エージェントも使ってください。
高収入求人では、書類選考、面接、年収交渉のどこかで評価が下がると、希望年収に届かないことがあります。転職エージェントを利用すると、企業がどの経験を評価しているか、面接で何を聞かれやすいか、内定後にどの条件を交渉できるかを相談できます。
特に、現年収から大きく上げたい方は、希望年収の根拠を準備しておく必要があります。現在の成果、応募先で活かせる経験、同業界での相場、他社選考の状況を整理した上で担当者に相談してください。
5.未経験から高収入を狙うなら段階を分ける
未経験から高収入を目指す場合、いきなり年収1,000万円を狙うより、2段階で考える方が現実的です。
まずは、未経験でも入りやすく、将来の年収が伸びやすい業界へ移ります。IT営業、SaaS営業、Webマーケティング、ITエンジニア、コンサル補佐、法人営業などは候補になります。その後、実績を作ってハイクラス向けの転職サイトやエージェントを使う流れです。
「未経験歓迎」と書かれていても、高収入求人では入社後の成果責任が重いことがあります。研修制度、評価期間、インセンティブ条件、残業時間を応募前に確認してください。
高収入を目指す20代の転職サイト活用の流れ
ここからは、20代で高収入を目指す方に向けて、転職サイトの使い方を解説します。一般的な転職活動の流れではなく、年収アップにつなげるための使い方に絞ります。
1.希望年収と譲れない条件を分ける
まず、希望年収、最低年収、譲れない条件を分けてください。
例えば、「年収600万円以上なら応募」「年収550万円でも成長業界なら検討」「年収が高くても転勤ありは避ける」のように線を引いておくと、求人を見たときに迷いにくくなります。
高収入求人では、年収が高い代わりに成果責任、残業、転勤、出社頻度、英語力、マネジメント経験を求められることがあります。年収だけでなく、何を引き受けるのかを見てください。
2.職務経歴書をスカウト向けに整える
スカウト型転職サイトでは、登録情報がそのまま企業やヘッドハンターの判断材料になります。
職務経歴書には、担当業務だけでなく、実績、扱った商材、顧客規模、チーム人数、改善した数値、使えるツールや技術を入れてください。20代の場合、役職よりも「任された範囲」と「出した成果」が見られます。
自己分析には「リクナビNEXT」の「グッドポイント診断」も使えます。強みを整理した上で、職務経歴書の自己PRに反映してください。
3.スカウトの年収だけでなく仕事内容を比べる
スカウトが届いたら、提示年収だけで判断しないでください。
同じ年収600万円でも、固定給が高い求人と、インセンティブ込みの求人では意味が変わります。年俸制か月給制か、賞与の計算方法、評価期間、残業代の扱い、入社後の役割を確認しましょう。
スカウト文が抽象的な場合は、面談前に「想定ポジション」「想定年収の内訳」「評価されている経験」を確認してください。ここを曖昧にしたまま進めると、面接後に条件が変わることがあります。
4.応募前に年収アップの根拠を作る
求人に応募する前に、なぜその年収を希望するのかを言語化しておきましょう。
「今より高い年収がほしい」だけではなく、「現職でこの成果を出した」「応募先のこの業務で経験を活かせる」「同じ職種の相場としてこの水準を見ている」と説明できる状態にしておくことが必要です。
職務経歴書の書き方については【転職】企業に刺さる“戦略的”職務経歴書の書き方(テンプレート付)で詳しく解説しています。無料で使える職務経歴書のテンプレートなら、リクルートエージェントの「職務経歴書エディター」や「職務経歴書フォーマット」も利用できます。
5.内定後は年収の内訳まで確認する
内定が出たら、年収総額だけでなく内訳を確認してください。
基本給、固定残業代、賞与、インセンティブ、試用期間中の条件、入社月による賞与の扱いは必ず見ておきましょう。高収入に見えても、成果給の割合が大きい場合は、入社後の年収が想定より下がることがあります。
転職エージェント経由で応募している場合は、条件通知書を見た上で、担当者に気になる点を確認してください。自分で応募した場合も、不明点は企業の採用担当者に質問してから承諾しましょう。
20代の高収入転職で注意するべきポイント
20代の高収入転職では、年収を上げることだけを見ていると、入社後に合わない求人を選ぶことがあります。ここでは、応募前に確認しておきたい注意点を解説します。
1.求人の希望条件を絞り過ぎない
20代は、未経験業界や未経験職種への転職を検討しやすい年代です。
最初から年収、業界、企業規模、勤務地、福利厚生、リモート勤務をすべて固定すると、応募できる求人がかなり少なくなります。まずは幅広く求人を見て、どの条件を優先するかを決めてください。
特に高収入求人では、年収を上げる代わりに、業務量や成果責任が増えることがあります。年収を優先するのか、働き方を優先するのか、3年後のキャリアを優先するのかを決めておきましょう。
2.年収1,000万円だけを基準にしない
20代で年収1,000万円を目指すことはできますが、かなり限られた求人になります。
年収1,000万円に届きやすいのは、外資系企業、金融、コンサル、IT、SaaS営業、専門性の高いエンジニア、成果報酬型の営業、管理職候補などです。いずれも、実績や専門性が求められます。
年収1,000万円を目指す方は、今すぐ届く求人と、2~3年後に届かせる求人を分けて考えてください。現時点で届かない場合でも、年収500万~700万円の求人へ移り、実績を作ってから再度ハイクラス転職を狙う方法があります。
3.ポテンシャルだけでなく再現性を伝える
20代の転職ではポテンシャルも見られますが、高収入求人では「入社後も同じように成果を出せるか」まで確認されます。
これまでの経験を伝えるときは、実績の大きさだけでなく、どう考えて、何を変えて、どの成果につながったかを説明してください。企業は、結果そのものよりも、応募先で再現できる行動を見ています。
面接対策については『【転職面接編】面接では“実績のスゴさ”より“プロセスの中身”を語れるー転職面接で見ている3つのポイントとはー』も参考にしてください。
4.異業種も視野に入れて転職を考える
20代は、同じ職種のまま業界を変える転職を検討しやすい時期です。
例えば、販売経験を法人営業へつなげる、営業経験をSaaS営業へつなげる、事務経験を営業企画やカスタマーサクセスへつなげる、といった転職です。完全未経験よりも、経験の一部を残して移る方が年収を下げずに進める場合があります。
転職サイト大手のdodaの調査では、20代における異業種からの転職割合は24歳まで72.8%、29歳まで67.2%となっています。

出典:doda「異業種転職を受け入れる可能性の高い業種は?【最新調査】」
未経験転職を考える場合も、「何が未経験で、何は活かせるのか」を分けてください。年収を上げたいなら、活かせる経験を残すことが欠かせません。
5.転職回数が多い20代は理由の伝え方を準備する
20代の転職では、転職回数が多いと企業から慎重に見られる場合があります。
短期間での退職が続いている場合、採用担当者は「入社してもまた辞めるのではないか」と考えることがあります。過去の転職理由は、環境への不満だけで終わらせず、次の職場で何を変えたいのかまで伝えましょう。
転職回数が多い方は、転職サイトだけで応募するより、転職エージェントを利用する方がよいです。担当者に転職理由を整理してもらい、応募先にどう伝えるかを相談してください。
6.口コミや評判は傾向として見る
高収入求人を探すときは、口コミや評判も確認しておきましょう。
ただし、口コミだけで判断するのは避けてください。同じ会社でも部署、上司、職種、評価制度によって働き方は変わります。口コミでは、残業、評価、給与、離職率、マネジメントへの不満が複数出ていないかを見てください。
気になる点があれば、面接や内定後の面談で確認しましょう。「高年収だから大丈夫」と考えず、入社後に成果を出せる環境かどうかを見てください。
20代の高収入転職でよくある質問
20代に強い転職サイトはどこですか?
高収入を目指す20代なら、リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチ、JACリクルートメント、AMBI、アサインを候補に入れてください。
ただし、未経験求人を広く見たい方は、総合型の転職サイトや20代向け転職エージェントも併用した方がよいです。ハイクラス向けだけに絞ると、経験に合う求人が少ないことがあります。
20代で給料が高い仕事は何ですか?
20代で給料が高くなりやすい仕事には、コンサル、金融、ITエンジニア、SaaS営業、外資系営業、マーケティング、経営企画、専門職などがあります。
ただし、職種名だけで決めないでください。同じ営業でも、個人営業と法人営業、無形商材と有形商材、固定給とインセンティブで年収は変わります。求人票では、年収レンジ、評価制度、インセンティブ条件を見てください。
20代で年収1,000万円を狙える企業はありますか?
20代で年収1,000万円を狙える企業はあります。外資系企業、金融、コンサル、IT、成長中のベンチャー、成果報酬型の営業職などでは可能性があります。
ただし、誰でも届く年収ではありません。実績、専門性、英語力、マネジメント経験、営業成績などを求められることが多いです。まずは自分の経験で年収700万~800万円の求人に届くかを確認し、そこから年収1,000万円を目指す流れも考えてください。
20代未経験でも高収入転職はできますか?
未経験でも年収アップできるケースはありますが、いきなり高収入になる求人は限られます。
未経験から目指すなら、給与水準の高い業界へ入り、1~2年で成果を作る方が現実的です。IT営業、SaaS営業、Webマーケティング、ITエンジニア、コンサル補佐などは候補になります。応募前に、研修制度、評価基準、入社後の年収レンジを確認してください。
まとめ
20代で高収入を目指せる転職サイト・転職エージェントを紹介しました。
20代で年収を上げるには、転職サイトを登録するだけでなく、年収が上がる業界・職種を選び、これまでの成果を数字で伝えることが必要です。年収1,000万円を狙うこともできますが、まずは年収500万円以上、現年収からの上げ幅、30代前半で届く年収帯を見てください。
すでに実績がある方は、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチでスカウトを確認し、JACリクルートメントやアサインでキャリア相談をするのがおすすめです。若手ハイキャリア向けの求人を見たい方はAMBIも活用してください。
未経験から高収入を目指す方は、いきなりハイクラス求人だけを狙うのではなく、給与水準の高い業界へ移り、実績を作る流れで考えましょう。求人を見るときは、年収額だけでなく、仕事内容、評価制度、固定給と成果給の割合、働き方まで確認してください。
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

